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概要がまとまっていて良い記事。
「自治体からは、例えば駅前ににぎわいをつくるにはどうしたらよいか、といった相談が寄せられます。でも、ちょっと待ってください、にぎわいって何でしょう。本質的な課題は何ですかと、私たちはフラットな状態に戻して考えることから始めます。その自治体が目指すべきところはどこか、そのまちに本当に必要なものは何か。まずそこから一緒に考えるのです。そこで方針が決まれば、その先に必要な手法や制度を紹介することができます」
UDC信州コーディネーターの倉根明徳さんはこう説明する。
軽井沢には年間870万人もの人が訪れるが、人の流れがそこで止まってしまっている。
「この沿線には観光地が多数あるものの、駅とそこをつなぐ二次交通がないことで、その魅力が発信しきれていないことが課題でした」と倉根さんが説明する。
そこで4市としなの鉄道、UDC信州の6団体で勉強会を始め、沿線の回遊性向上について議論。その結果、「駅からの二次交通を整備することが沿線の魅力アップにつながる」という仮説を立てた。
「われわれはあくまでサポートです。最終的には自治体だけで自走できるよう、伴走していきます」とUDC信州コーディネーターの征矢 悠(そや ゆう)さん。
河原さんも「自治体の人たちと本音で向き合うと、皆さん地元を何とかしたいと熱く思っていることがわかります。その思いを受け止め、そのための軸をつくるのがUDC信州の仕事なのです」と話す。
過去記事も藤枝市のスタジアムまちづくりとかあって面白そうなので今度読もう。