Looking for a Sense of Authenticity

<芸術は長く、人生は短い(Ars Longa, vita brevis)>

久しぶりの映画館の効用

妻が子供同伴のセミナーに行ったので久しぶりに自分だけの時間が日中に持てたため、映画館に行くことにした。これまた久しぶりの新宿ピカデリーへ。何年振りだろう。新しくなってからは初めてだ。吉高とハマケンが共演していた婚前特急はピカデリーで見たような。(違った。調べたら近くのテアトル新宿だった)

ハナレイ・ベイが近くでやっているのはここだけだったのだ。豊洲は最近いかないので。ワセダン/ハルキストたる俺であるからしてハナレイ・ベイは見ておきたいと思っていた。羊ちゃんが監督のパワハラを受けながらやりきったということをアサイチでも話していたので。

ミニマルで佳作な作品ではあったが、やはり大衆受けはしない感じだった。シネフィルだったらアレコレ言って褒めたりけなしたりする対象になりそうだけど、子育て中の主夫にとってはただただ、ハワイの情景の美しさとストイックな羊ちゃんの演技を見てマインドフルになるお時間、ということであった。しかしなぜこの作品を撮ったのか、その動機があまりわからないけどね。監督は何年もかけて準備するくらい思い入れがあったようである。

ホント毎日自分だけの時間ってなくなったから、映画館で映画を見る、というのはとても贅沢な時間なのだと感じたことだった。2時間、その時間に集中するって贅沢。ライブもいいけどライブよりも集中できる感じ。図書館もいいけど、区切られた時間でより没頭できる感じ。映画館はいいなあ、とあらためて思った。

大学時代は、周りが映画監督志望だったり見まくってたり論評する人が多かったので気後れして全く映画を鑑賞することには自信が持てなかったが(そういう見方はあまり良くないしなんという青春感でもあるが)数は結構見ていた。名画座でまとめて見たり、家で引きこもって1日何本も見たり。覚えている映画ってそんなにないのだけど。映画業界も行きたくて何社か受けて、東宝はたぶん最終までいったぽいけど結局ダメだったなとか。とはいえ、映画業界より出版とかTVとかに夢中だったのだけど。

話が逸れたけど、映画館で映画見るのは良い越境的行為として一生続けたいものと思う。たいした評論出来なくても、日常的に映画のナラティブに感化されることはとても必要なことなのだ、と思った。

鑑賞後に散歩した新宿御苑沿いの道が良かった。中には入らなかった。

東京奇譚集 (新潮文庫)

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映画、と言えばね、イーストウッド。この際今後読む用にまとめて貼っとこう。

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映画論講義

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