Looking for a Sense of Authenticity

<芸術は長く、人生は短い(Ars Longa, vita brevis)>

大雨のせいで機会を逃すも、雨降って学び深まる

だいぶ久しぶりにid:inujinと会える機会が出来て楽しみにしていた。ランチをする約束で、そこそこ長い時間ご一緒できるはずだった。(そういや久しぶりにIDコールをするな)
しかし、ここ最近の大雨で交通機関も止まってしまい、残念ながら会うことが出来なかった。とても残念だ。近況報告をしたり単に駄弁ったりしたいと思っていたのだが。よりによってピンポイントでこういう事態になるとは思わなかった。出来事というのはつくづく不思議なものだ。

そんなやりとりをチャットツールでしているうちに、知らずしらず近況報告をダラダラとすることになった。お互いに時間があいたもので、なんとなくぶら下がりタイムになった、という感じだろうか。
私は、最近感じていること、修論研究してみて感じたことと、そこから感じてこれからやってみたいことなどを伝えた。あとは、育児のことなども伝えあった。他にもいぬ氏もいろいろと伝えてくれた。ずいぶんと久しぶりながらこういうのをたまにやれるからいぬ氏とは繋がっているのだろうと思う。

彼とか親しい人との交流というのは、言い方を選ばずに言えば、ちょっとずつズレたキャッチボールを行うようなものかもしれないなと思う。*1
ビジネスとかそれほど親しくない相手に対しては、いくぶん丁寧に相手が受け止められるようにコンテクストを読み合いながらやりとりをする。その時は、イメージとしては相手のミットが動かないように投げるし受け止めるイメージだ。コントロールをより意識することが多いように思う。達意になるように言葉を選んだりロジックを組み立てたりしている。
それに対して、親しい人とのだべりはどこかルーズなコミュニケーションであるかもしれない。相手の話すことを聴かないわけではないが、言いたいことを言いたいから文脈を無視して伝えたいことを伝える。それでも自分はそれたところに意識的だから拾いなおしたりするほうだが、お互いが言いたいことを言う、がメインになっている。チャットツールで可視化されたログを後で見てみて、つくづく思った。まあビジネスコミュニケーションなら失格だろう。

昨日やりとりしたなかで、ちょっとオンラインプラットフォームのアーキテクチャみたいな話になった。対話に使えるプラットフォーム。昔こんな記事を書いたのだが、このことも引き合いに出しながら。
2012-11-29 - 体系立たない学びの場〜My sweet Andragogy〜(・o・)*2
昨日やりとりしたことは主にこのなかのことで、チャットの条件反射でなく長文で自分語りが出来ること、というのがひとつ大事な要件だろう、ということだった。一晩経って考えてみて、アーキテクチャとともに上に書いたような相手との関係性も要件にありそうな気がしている。つまり、程よい感じですれ違いあったり取りづらい球でもキャッチボールしようと思えたり出来る相手がいることもまた大事なのだと。
だから、アジェンダとか決めて論点をハッキリさせる議論とはまたちょっと違う。そこに職場とかダンパー数アウトな人たちとやりとりする時の対話の難しさもあるように思う。つまり、問題関心だけ共にしていればいいと言うわけではない。
社縁とか職場共同体の難しさもここにありそうに思う。対話大事ですよとかここ10年近くずっと言われ続けているが、所詮社縁は社縁、なのに対話を強要されるというとさらなる拷問感すらある。ホワイトカラーだろうが、共同性が薄れた集団となれば、もはやカンパニーと言わず単にファクトリーなのだろうとも思う。いけない、すぐにこっちのことを書きたくなってしまう。やめよう。

で、こういう対話の場というのは静かな拡がりを見せているようで、いぬ氏のまわりにもそういうオンライン井戸端空間が生まれているということだった。SNSのなかでもN数少なめ、濃度濃いめというのがスイートスポットなんですな。FBは大抵でかくなりすぎる。そのなかでつくれるグループもあるけどどうもね。FBの場にアクセスするのすら嫌なので最近はどうなっているかもしらない。
チャットツールはSlackやらチャットワークやらそれなりに流行っていて職場の生産性向上ですみたいなのには事欠かない。しかし、言論空間とかそこまで言わなくてもブログ以下チャット以上のN数少なめ、濃度濃いめのサービスはぱっと想起できない。あるのだろうけどニッチなニーズだしマーケティング的には難しそうだ。サイボウズLiveがそうだと思うけど、マネタイズしづらいのだろうかクローズ予定だし。
はてなグループはだいぶとおざかっているからさすがにないだろうけど。そういや今はてな社内のコミュニケーションツールどうなってるんだろう。ブログのグループ化ができたらよいのか、なんかできてたような気もする。有料にしてメンバー限定にすれば出来る?検証はしないがやれそうな気もする。とはいえ、一手間だ。。

まあいろいろと書いたけれどたまには気の置けない知人とダベりたい。オッサンになればなるほどに。関係性の履歴づくりはいきなりはできないというのが、高齢化社会のつながりづくりというまた自分の関心のひとつだったりする。健康寿命に影響力多いですね、ってのがNHKですら言うようになりましたしな。疫学、公衆衛生、老年学、保健学のあたりでさかんになっている。このあたりはボチボチ深めていきたいものである。

*1:相手の足元にパスしない走りこませるスルーパス、までは言わないが笑サッカーの日々なのでつい書きたくなったが全然余談である

*2:なんと:bookmarkとはてな記法を使ってもブックマーク数が引用できない。そこそこついた記事だったのだが。