青くさく社会を考えたいこの頃
すっかりスマホ日記化してきたが、あまりわけることもなくたまには普通のエントリーもかいてみようと思う。レンサバ契約した他のところの使い方を考えつつもはてな慣れが障害です。
さて、最近の欲望として、今こそきちんと社会を考えたいとか、それについて語らいたいという学生時代みたいな願望が湧いてきたということがある。背伸びしていて芯から理解していなかった社会学の社会理論だとか社会心理学だとか、方向としてはネット社会化における共同性再考、みたいなこと。そんなことをぼんやりと思っていたら、ああこれってロスジェネ論そのものの定義だったのかなと、この本を読んでいておもった。

- 作者: 鈴木謙介,長谷川裕,Life Crew
- 出版社/メーカー: TBSサービス
- 発売日: 2013/01/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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さて個人的な大阪はひとまずおいておいて、自分が関心が高いサードプレイス問題とか、選択縁問題とか、その根幹に在るのはチャーリーも書いてる「ネット社会化における共同性再考」ってことなんだろうなとおもった。個人が孤立化でなく真に自律化した先には新たな共同性が求められるし、それが市民になるということではないかと思う。成熟している見本とはいえ別にヨーロッパの社会の在り方を真似ることも出来ないだろうし、するべきでもないだろう。
そんなつらつらをこそいいオッサンが対話して語らうという場は貴重なんだろうなとLife本を読んでておもった。Lifeは通っていなかったのだが。そして思わず文章の中にid:comajojoっぽい存在が出てきていてびっくりしたのだが。
これもまたしっかりと通ってきてないのだけど、はてなダイアリーが文壇化していた時代にパーソナリティのリクルーティング元っぽかったのを読んで、自分がはてなを経由したのもむべなるかなと思えた。
こうして書くと中途半端に思想トレンド系にリーチしなかったなあと思われるが(就職したてのころはリアルにサバイブしなくてはと思い青くさい面を意図的に忘却したので)いままた再び健全なかたちで接していければいいなあと思っているこの頃。正直、仕事にかんする経営学系のこととかどうでもいいので。